「採用した人のほとんどが、僕の”Twitter経由”です」
平地 大樹さま
WORDSが
お手伝いしたこと
「スポーツ×マーケティング」の第一人者のポジションを確立
採用の応募や事業の問い合わせの増加だけでなく、テレビやラジオをはじめとしたメディアからの出演依頼にもつながっています。
- 平地さんのTwitterアカウント運用
- note記事の取材・編集
顧問編集者を導入する前に感じていた課題はなんですか?
ぼくたちはスポーツマーケティングの会社です。もともと自分でブログやTwitterはやっていたので、文章を書く力やSNSの感度はそれなりに高い自信がありました。だけど自信があるぶん「この言い回しはちげーな」みたいな感じでこだわりすぎて、いつも苦しくなっていたんです。
それに経営のなかで書くことに使える時間は限られているので、こだわりすぎると発信するペースがどんどん遅くなっちゃうんですよね。あと、文章に自信があった一方で「このままだと自分の書く力以上に、会社の名前が広がらないな」という課題も感じていました。
実際にやってみて、一番効果を感じていただけているのはどの部分ですか?
一番や二番の順位をつけるのが難しいくらい、いろんなところでめっちゃ効果を感じていますよ。まず「採用」に関していうと、応募してくれた人に会社を知ったきっかけを聞いたら、ほとんどがぼくのTwitterなんですよね。創業してから8年くらいは、知り合いなどに声をかけるリファラル採用がメインでした。だけど直近2〜3年くらいは、インターン、新卒、中途のどれもTwitter経由になっていますね。
たとえば新卒採用でエージェントを経由すると、1人採用するごとに100万円くらい払うんです。今年は4人採用したんですけど、それが「無料」でできているのはすごく大きい効果ですね。うちに応募するのって実はめちゃくちゃ面倒くさいし、めちゃくちゃ大変なんですよ。というのも、ぼくらは新卒採用では「履歴書」じゃなくて「ビデオメッセージ」を送ってもらうんです。しかも「5分間の自己紹介」と「5分間の他己紹介」の2つ。それなのに十何人もの方々が新卒採用に応募してくれて、ありがたかったですね。
お役に立てていて、うれしいです。
いや、うれしいのはこっちですよ。「案件の獲得」に関しても、少なくとも毎月1件以上は、ぼくのTwitter経由で問い合わせをいただいていますね。問い合わせの「数」が増えたのはもちろんなんですけど、そのあとの「話のスムーズさ」でも効果を感じていて。みなさん、ぼくの自己紹介や事業紹介のnoteを読んだうえで問い合わせしてくださるので、話がめちゃくちゃスムーズなんですよね。打ち合わせのときに「自分は何者なのか」の説明を省略できることが増えました。
「スポーツ業界のマーケティングといえば平地さん」という認知を意識して発信していたので、実際にそういう場面が増えていてうれしいです。
取材依頼もけっこういただけるようになりましたね。テレビやウェブメディア、動画メディア、ラジオなどいろんな媒体から来ています。Twitterのフォロワー数も、前はずっと2,000人くらいで伸び悩んでいたんです。それが顧問編集者を始めてから約半年で、6,000人弱くらいまで増えてきていますね。
定性的な面で感じていただいている効果はありますか?
毎週のようにしてもらっている1時間の取材は、ぼくにとってめちゃくちゃ「癒し」ですね。みなさんと話す時間が楽しい。思考を整理できる時間にもなりますし。それに話した内容が、noteやTwitterのコンテンツにもなるじゃないですか。取材だけでも価値があるんですけど「話して終わり」にならないので、すごく意義のある時間だなと思います。
ちなみに顧問編集者のことは、そもそもどういう経緯で知っていただいたのですか?
WORDSとの出会いは、個人的にめちゃくちゃドラマチックだなと思っていて。きっかけは「Marketeer(マーケティア)」というメディアに、代表の竹村さんが取り上げられていたことでしたね。Marketeerはアナグラムという会社が運営してるんですけど、ぼくはそこの代表の阿部さんに非常に仲よくしていただいてるんです。阿部さんが竹村さんの出ていた記事をTwitterでシェアしていたので読んでみたら「あ、こんなビジネスをやってる人がいるんだ。面白いな」と思って。
それで阿部さんに「竹村さんの記事を読んだんですけど、どんな人なんすか?」と聞きました。その……いわゆる「裏どり」ですよね(笑)。そしたら「ああ、めちゃくちゃ面白い人ですよ。顧問編集者は、これからの時代に必要になるでしょうね」と教えてもらいました。それでWORDSのサイトを見にいったら「編集を担当した記事」みたいなところに、鳥羽さんというシェフのnoteがあったんです。
そのnoteは、WORDSが担当していたことを知る前に読んで、当時「こんなに言語化できる料理人とかやべーじゃん!尋常じゃねえな。。。」と思っていたんですよね。そのサポートにWORDSが入っていたと知って「うわ、マジか!」と、もう本当にのけぞりましたよ。そういう経緯があって、問い合わせました。いま思うと、WORDSのマーケティング戦略にめちゃくちゃキレイにハマっていましたね(笑)。
ここまで大きな効果を出せているのは、平地さんが全面的に協力してくださったからだと思っています。私が「効果を出せるようにがんばります」とお伝えしたら「いや、一緒にがんばりましょう」と言ってくださったのが印象に残っていて。
いや、それはもうマストじゃないですか(笑)。たとえばぼくのnoteの感想をTwitterでシェアしてくれた人全員に、140字ビッシリの文量で返信していたのを褒めてくれたことがありましたよね。だけどそれもぜんぜん苦じゃないというか「当然でしょ」って感覚です。「シェアしてくださってありがたいな」と思いながら、毎回返信していますね。
やっぱり片方だけが一生懸命だったり、単なる「受発注」の関係になっていたりすると、効果は弱くなると思うんです。ぼくたちも普段いろんなスポーツチームのマーケティングを支援させてもらうなかで、どれだけ情報共有をして同じゴールを描けている「パートナー」かということは、大切にしていますね。
先日「平地さんから紹介してもらいました」という方が、弊社に問い合わせてくださりました。ほかの経営者さんに紹介してくださるくらい、価値を感じていただけているんだというのが、すごくうれしかったです。
紹介料をいただかないとですね(笑)。でも実際、スポーツチームの経営者さんなどから「どんなふうに発信してるんですか?」ってよく聞かれるんです。そのたびに「実は顧問編集者というのがあって」と力説しています。この前も友だちの経営者に教えたら「明日すぐに問い合わせます」と言って。そのあともこまめに連絡をくれて、最終的に「契約することにしました」と教えてもらいましたね。
顧問編集者について聞かれたときには「パンツを脱ぐ覚悟が必要ですよ」と伝えています。もちろん物理的な意味ではなくて、精神的な意味で。余計な恥ずかしさがあったり、守りに入りすぎてしまったりして「ちょっとこの話は出せないです」みたいなNGが多すぎると、やっぱりそれだけコンテンツも弱くなってしまうので……。発信するうえで「どれだけさらけ出せるか」というのは大切だなと思います。
ありがとうございました。
WORDSがお手伝いした
コンテンツ
note
月に3〜4回取材のお時間をいただき、記事を作成。
代表のキャリアについてまとめた1本目のnoteは、2,000スキを超えてとくに大きな反響となりました。
事業内容に関するnoteではスポーツ業界はもちろん、それ以外の業界にも届く編集を意識して、実際に応募や問い合わせの増加につながっています。
1日1〜2回、会社のビジョンやスポーツマーケティングに関するツイートを中心に、代表のアカウントで発信。「スポーツマーケティングの第一人者」としてのポジションを確立させつつ、スポーツ業界外の方々からは「スポーツビジネスって面白そうだな」と興味を持ってもらえるような内容を意識しています。