編集者

藤本 健太郎

ふじもと けんたろう
KENTARO FUJIMOTO
関西学院大学文学部卒業。
新卒で就職したベンチャー企業にてマーケティング・採用広報などを担当。その後、フリーランスのライター・編集者として独立。2022年7月よりWORDSに参画。
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「言葉」って、こんなに人の気持ちを動かすのか!

MY WORDS
大学1年生の4月、第一志望の大学に落ちた僕は「もう人生終わった...」と途方に暮れていました。

別の大学へ入学したものの、全くなじめる気がせず。僕は地元の図書館にいました。

そこでたまたま堀江貴文さんの『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』という本が目にとまり、借りることにしました。なんで目にとまったのかは分かりません。「あ、ホリエモンの本だ」くらいの気軽な感じだったと思います。

堀江さんが捕まったのは、僕が小学1年生のとき。当時はテレビのニュースを見ながら「お金が好きなんだなあ」「なんか怖そうな人だなあ」という印象がありました。そんな漠然とした印象を10年ぐらい引きずったまま大学1年になった僕は、家に帰って『ゼロ』を読み始めました。

そしたらそこで描かれていた堀江さんは、小学1年生の僕がテレビで見ていた人とは全く違う人だった。ものすごく繊細な「一人の人間」だったんです。

たった1冊の本で、その人への印象がガラリと変わる。

本を読み終えた瞬間、僕は「言葉って、こんなに人の気持ちを動かすのか!」と衝撃を受けました。それと同時に「すごすぎる人は、感覚が他の人と違いすぎて世の中から誤解されやすいのかもな」とも思いました。

それ以来、僕は「言葉の力ですごい人のすごさを世の中に伝えられる人になれたらいいな」という目標を持つようになったんです。

大学3年生になった僕は、いろんな社長に取材させていただくメディアでインターンを始めました。「先月立ち上げたばかりなんです」というスタートアップの社長や、町工場で作業着を来て働く社長、300人ぐらいの組織をまとめあげる社長など本当にいろんな社長を取材させていただきました。

計50人ぐらいの社長に取材させていただいたのですが、全員に共通していたのは「カッコいい」ということ。

みんな、何かしらのリスクをとって社長になっています。大企業の安定した生活を捨てて起業した社長。自分が保証人となって、銀行から5000万円の借金をしている社長。社員数百人の生活を背負っている社長。

そういったリスクがあっても「世の中を少しでも前に進めたい」という思いで事業に取り組んでいる社長が、みんなカッコよかったんです。

だけどそんな大きなリスクを取ったり、世の中を変えようとしていたりする人なんて少数派。当然、まわりの人から理解してもらえない部分がある。

大学1年のとき、ボンヤリと抱いた「言葉の力ですごい人のすごさを世の中に伝えられる人になりたいな」という目標は「絶対になる」という決意に変わっていきました。

世の中には、まだまだそのすごさやカッコよさなどの魅力が伝わりきっていない社長がたくさんいるはず。その人たちのを魅力を最大限に伝えることで、世の中が少しでも前に進むお手伝いをしていきたいです。

編集に携わった主な記事

ARTICLES

ぼくが「大企業からの依頼を断りつづける」コンサル会社をつくった理由

小林 大輔
株式会社スムーズ
編集者

管野 広太郎

かんの こうたろう
kanno kotaro

顧問編集者
とは?

CHAPTER 1
株式会社WORDS

経営者の言葉がブランドになる

社長の隣に編集者を。